意味
先鞭をつける
他に先んじて物事に着手すること。
使い方
文章中や会話中でどう使うのか?
「先鞭をつける」は、
というような使い方をすることが多いです。
何を表現できる?
「先鞭をつける」は、
等を表現できます。
使用例
使用例1
この分野の基礎研究に先鞭をつけた甲斐あって、我が社は業界において極めて重要な特許を取得することができた。
使用例2
三島さんは、ファンクラブに入るほど好きなアーティストのライブに毎回参加している。しかし今回、仕事に忙殺されていたことが災いして、ファンクラブ会員限定のチケット先行購入の機会をうっかり逃してしまった。先鞭をつけそこなった結果、一般のチケット抽選も外れてしまい、初めてライブ不参加となってしまった。
使用例3

自身の観察眼に自信があるのなら、先鞭をつけておくといい。うまくいけば大きなアドバンテージを得られるはずだ。
出典
しんじょ【晋書】
中国、二十四史の一。晋代の歴史を記した紀伝体の書。一三〇巻。太宗の勅命で、唐の房玄齢らの編。六四四年頃成立。本記一〇巻、志二〇巻、列伝七〇巻、載記(五胡十六国時代史)三〇巻。
引用元:松村明 三省堂編修所(2019) . 『大辞林4.0』 . 三省堂
原文の意味
私が常に恐れているのは、祖逖が私より先に馬に鞭打って出陣し、手柄を立てはしないかということだ。