大欲は無欲に似たり(たいよくはむよくににたり)

意志を表現
意志を表現結果を表現行為を表現状態を表現評価を表現ことわざ

意味

大欲は無欲に似たり
  1. 大きな望みを抱く者は、目先の小さな利益にこだわらないから、一見無欲に見えるということ。
  2. 強欲な者は欲張りすぎて逆に失敗しがちであり、結局は無欲な者と同じ結果になるということ。

使い方

文章中や会話中でどう使うのか?

大欲は無欲に似たり」は、

  • 大欲は無欲に似たりと…
  • 大欲は無欲に似たり、…

というような使い方をすることが多いです。

何を表現できる?

大欲は無欲に似たり」は、

  • 大きな望みまたは強い欲求を実現したい、というような意志
  • 欲張って失敗し何も得られない、というような結果
  • 欲張る、というような行為
  • 目先の小さな利益にこだわっていない、というような状態
  • 無欲に見える、というような評価

等を表現できます。

使用例

使用例

彼は周囲から金儲けに興味がないと思われていたが、あるとき不動産投資で一気に大金持ちになった。大欲は無欲に似たりということだ。

使用例

幸田さんは食べ放題レストランで全メニューを食べ尽くそうとしたが、大欲は無欲に似たり、食べ過ぎて気持ち悪くなり吐き戻してしまった。

使用例

キミが見据えているのは今期の売り上げではなく、将来的に我が社を大きく発展させることなんだね。大欲は無欲に似たりということか。

類義語

  • 虻蜂あぶはち取らず
  • 二兎を追う者は一兎をも得ず

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