虚仮の一念(こけのいちねん)

評価を表現
意志を表現行為を表現評価を表現ことわざ

意味

虚仮こけの一念
  1. 愚か者が、一つのことを一心にやり遂げようとすること。
  2. たとえ愚か者でも、一心に努力すれば、立派なことを成し遂げられるということ。

使い方

文章中や会話中でどう使うのか?

虚仮こけの一念」は、

  • 虚仮こけの一念だ…
  • 虚仮こけの一念で…
  • 虚仮こけの一念と…

というような使い方をすることが多いです。

何を表現できる?

虚仮こけの一念」は、

  • やり遂げたい、というような意志
  • 一心に努力する、というような行為
  • 愚か者でも立派なことを為せる、というような評価

等を表現できます。

使用例

使用例

かつての彼は学校一の問題児だったが、今では虚仮こけの一念で受験勉強に励んでいる。

使用例

佐久間選手は、昨シーズンに素行不良が原因で所属チームから契約解除されてしまった。さすがに反省したのか、今シーズンの彼は新たなチームで真面目に練習に打ち込み、ついにはリーグ得点王を獲得した。虚仮こけの一念とはこのことだろう。

使用例

ふん、万年営業成績最下位のお前が、まさかこんな大口の契約を取ってくるとはね。こりゃあ虚仮こけの一念だな。

補説

内包する言葉の意味

虚仮こけの一念
  • 虚仮こけ → 愚かであること。愚かな人。

別の表記

虚仮こけの一念」は、

  • 虚仮こけ一心
  • 虚仮こけも一心

と書くこともあります。


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