死中に活を求める(しちゅうにかつをもとめる)

意志を表現
意志を表現可能性を表現行為を表現状況を表現故事

意味

ちゅうに活を求める
  1. 絶望的な状況の中でもなお、生き延びるための道を探し求めること。
  2. 窮地を脱するために、あえて危険な状況に立ち向かうこと。

使い方

文章中や会話中でどう使うのか?

ちゅうに活を求める」は、

  • ちゅうに活を求(活用語尾

というような使い方をすることが多いです。

何を表現できる?

ちゅうに活を求める」は、

  • 生き延びたい、というような意志
  • 窮地を脱せるかもしれない、というような可能性
  • 危険に立ち向かう、というような行為
  • 絶望的、というような状況

等を表現できます。

使用例

使用例

残り時間5分で2点ビハインドという苦しい状況の中で、監督はちゅうに活を求めて、ディフェンダーを交代しフォワード2人を投入した。

使用例

ちゅうに活を求めれば道が開けると考えた上層部は、倒産寸前の会社を建て直すため、破天荒で常識にとらわれない江田さんに経営方針の決定を一任することにした。

使用例

キミがあそこで諦めずにちゅうに活を求めることができていれば、ここまで酷いことにはなっていなかったはずだ!

類義語

  • 九死に一生を得る
  • 身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ

出典

ごかんじょ【後漢書】

中国、二十四史の一。後漢の歴史を記した紀伝体の書。一二〇巻。南朝宋のはんようの撰。本紀一〇巻・志三〇巻・列伝八〇巻。そのうち志は晋の司馬しばひょうの「続漢書」の志を北宋時代に合刻したもの。

引用元:松村明 三省堂編修所(2019) . 『大辞林4.0』 . 三省堂

補説

ちゅうに活を求める」は、

  • ちゅうに活を求
  • ちゅうを求める(求

と書くこともあります。


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