徒花に実は成らぬ(あだばなにみはならぬ)

状況を表現
状況を表現状態を表現評価を表現ことわざ

意味

徒花あだばなに実は成らぬ

どれだけ見栄えが良くとも、実質的な内容が伴わなければ、成果は上げられないということ。

使い方

文章中や会話中でどう使うのか?

徒花あだばなに実は成らぬ」は、

  • 徒花あだばなに実は成らぬと…
  • 徒花あだばなに実は成らぬ、…

というような使い方をすることが多いです。

何を表現できる?

徒花あだばなに実は成らぬ」は、

  • 成果を上げられるほどの実質が無い、というような状態
  • 成果を上げられない、というような状況
  • 見栄えは良いが内容が伴っていない、というような評価

等を表現できます。

使用例

使用例

あのサッカー選手はビッグマウスで世間の注目を集めたが、どうやら目立つことに注力しすぎて練習がおろそかになっていたようだ。彼はやがて試合に出してもらえなくなり、注目されることもなくなった。徒花あだばなに実は成らぬとは言ったものだ。

使用例

彼女は大学で一番のイケメンと称される小林君と付き合い始めたが、小林君は彼女に金の無心をしたり暴力を振るったりと、人間性は外見と違って美しくないようだ。徒花あだばなに実は成らぬ、良い交友関係を築きたければ相手はよく考えて選んだ方がいい。

使用例

この企画書には耳ざわりの良いことばかりが書いてあるが、どうやってそれらを実現するのかが全く見えてこないよ。徒花あだばなに実は成らぬということを理解し、もっと現実的なものに書き直してくれ。

補説

徒花あだばな」とは、

実を結ばない雄花

のことです。


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