意味
青天の霹靂
突然発生した、予想もしていなかったような大事件。
使い方
文章中や会話中でどう使うのか?
「青天の霹靂」は、
というような使い方をすることが多いです。
何を表現できる?
「青天の霹靂」は、
等を表現できます。
使用例
使用例1
幼いころからプロサッカー選手を目指してきたはずの息子が、サッカー名門校に入学後しばらくしてから「医者になりたい」と言ってきたのは、まさしく青天の霹靂だった。
使用例2
長年にわたって友好な関係を築いてきたはずの佐藤氏が、激怒しながら我が社との取引停止を通告してきた。これは青天の霹靂であり現状心当たりが全くないのだが、ともかく一刻も早い対処が求められる。
使用例3
この事態を青天の霹靂とは言えないよ。キミが事前準備を怠らなければ避けられたはずだし、準備不足で臨めばこうなると予測できたはずだ。
類義語
出典
「青天の霹靂」の出典は、陸游の詩である「九月四日鶏未起作」です。
りくゆう【陸游】
一一二五-一二一〇
引用元:松村明 三省堂編修所(2019) . 『大辞林4.0』 . 三省堂
中国、南宋の詩人。字は務観、号は放翁。北方の女真族王朝金に対して熱烈な抗戦論を唱えた憂国詩人であるとともに、自然や田園生活をこまやかな愛情をもってうたった田園詩人でもあった。南宋最大の詩人と称される。詩は「剣南詩稿」に、散文は「渭南文集」に収められている。