青天の霹靂(せいてんのへきれき)

状況を表現
感情を表現状況を表現故事

意味

青天せいてん霹靂へきれき

突然発生した、予想もしていなかったような大事件。

使い方

文章中や会話中でどう使うのか?

青天せいてん霹靂へきれき」は、

  • 青天せいてん霹靂へきれきだ…
  • 青天せいてん霹靂へきれきで…
  • 青天せいてん霹靂へきれきと…

というような使い方をすることが多いです。

何を表現できる?

青天せいてん霹靂へきれき」は、

  • 予想外で驚いた、というような感情
  • 突然発生した、というような状況

等を表現できます。

使用例

使用例

幼いころからプロサッカー選手を目指してきたはずの息子が、サッカー名門校に入学後しばらくしてから「医者になりたい」と言ってきたのは、まさしく青天せいてん霹靂へきれきだった。

使用例

長年にわたって友好な関係を築いてきたはずの佐藤氏が、激怒しながら我が社との取引停止を通告してきた。これは青天せいてん霹靂へきれきであり現状心当たりが全くないのだが、ともかく一刻も早い対処が求められる。

使用例

この事態を青天せいてん霹靂へきれきとは言えないよ。キミが事前準備を怠らなければ避けられたはずだし、準備不足で臨めばこうなると予測できたはずだ。

類義語

  • 寝耳に水

出典

青天せいてん霹靂へきれき」の出典は、陸游りくゆうの詩である「九月四日鶏未起作」です。

りくゆう【陸游】

一一二五-一二一〇
中国、南宋の詩人。字は務観、号は放翁。北方の女真族王朝金に対して熱烈な抗戦論を唱えた憂国詩人であるとともに、自然や田園生活をこまやかな愛情をもってうたった田園詩人でもあった。南宋最大の詩人と称される。詩は「剣南詩稿」に、散文は「渭南文集」に収められている。

引用元:松村明 三省堂編修所(2019) . 『大辞林4.0』 . 三省堂

補説

青天の霹靂へきれき
  • 霹靂へきれき → かみなり。

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