偕老同穴(かいろうどうけつ)

人間関係を表現
感情を表現人間関係を表現評価を表現四字熟語

意味

偕老同穴かいろうどうけつ

夫婦の絆が強く、とても仲が良いこと。

使い方

文章中や会話中でどう使うのか?

偕老同穴かいろうどうけつ」は、

  • 偕老同穴かいろうどうけつの契り…
  • 偕老同穴かいろうどうけつを契る…

というような使い方をすることが多いです。

何を表現できる?

偕老同穴かいろうどうけつ」は、

  • 配偶者のことを愛している、というような感情
  • 配偶者との絆が強い、というような人間関係
  • 配偶者ととても仲が良い、というような評価

等を表現できます。

使用例

使用例

偕老同穴かいろうどうけつの契りを結んだ両親のもとで育っただけあって、彼は他者に対する思いやりが強く、とても優しい人間だ。

使用例

偕老同穴かいろうどうけつを契った二人は力を合わせて多くの困難を乗り越え、今年で無事結婚四十年目を迎えた。

使用例

私たちまだ付き合って三ヶ月だよ?偕老同穴かいろうどうけつの契りを結んだわけじゃあるまいし、事前に言ってもらわなきゃキミが何を買ってきて欲しいのかなんて分からないよ!

類義語

  • 琴瑟きんしつ調ちょう
  • 形影けいえいいちにょ
  • よくれん

出典

しきょう【詩経】

中国最古の詩集。五経の一。孔子の編と伝えるが未詳。西周から春秋時代に及ぶ歌謡三〇五編を、風(民謡)・雅(朝廷の音楽)・しょう(祖先の徳をたたえる詩)の三部門に分けて収録。風は一五に、雅は小雅・大雅の二つに、頌は周頌・魯頌・商頌の三つに分かれる。現存のものは漢代の人毛亨もうこうが伝えたとされ、「毛詩」ともいう。

引用元:松村明 三省堂編修所(2019) . 『大辞林4.0』 . 三省堂 .

原文の意味

(偕老)あなたと一緒に年をとろう。

(同穴)死んだらあなたと同じ墓穴に入ろう。

補説

老同穴かいろうどうけつ
  • かい → ともに。一緒に。

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