意味
朝夕べに及ばず
少し先のことを考えることすらできないほど、事態が非常に切迫していること。
使い方
文章中や会話中でどう使うのか?
「朝夕べに及ばず」は、
というような使い方をすることが多いです。
何を表現できる?
「朝夕べに及ばず」は、
等を表現できます。
使用例
使用例1
夏休みの宿題が大量に出されたにもかかわらず、彼はそれらに全く手を付けずに遊びまわった。当然の帰結として、夏休みが終わる直前に彼は朝夕べに及ばずの状態に陥った。
使用例2
予想外の株価急落によって、株式市場は朝夕べに及ばずとなった。
使用例3
難しいタスクが残っているとはいえ、まだ時間はあるだろ?朝夕べに及ばずというには少し大げさだよ。
類義語
出典
しゅんじゅうさしでん【春秋左氏伝】
「春秋」の注釈書。春秋三伝の一。左丘明の作と伝えられる。戦国時代の成立といわれるが、前漢末の偽作とする説もある。春秋三伝のうち最も文学性に富み史実も豊富である。左氏伝。左伝。左氏春秋。
引用元:松村明 三省堂編修所(2019) . 『大辞林4.0』 . 三省堂