意味
歯亡び舌存す
強固なものはかえってダメになりやすく、その一方で柔軟なものは長く生き残るということ。
使い方
文章中や会話中でどう使うのか?
「歯亡び舌存す」は、
というような使い方をすることが多いです。
何を表現できる?
「歯亡び舌存す」は、
等を表現できます。
使用例
使用例1
歯亡び舌存すということを理解していた彼は、三十年続いてきた伝統の味を捨てて現代風の味付けを取り入れることを厭わなかった。
使用例2
かつてA社は独自の技術を用いた製品で市場を席巻したが、歯亡び舌存す、時代が移り変わることで変化した消費者のニーズに対応できずに倒産してしまった。
使用例3
あなたが若かった頃の常識は現代では通用しません。仕事でもう一花咲かせたいと思うのなら、歯亡び舌存すということを肝に銘じてください。
類義語
出典
ぜいえん【説苑】
中国、前漢代の説話集。二〇巻。劉向編。儒教的立場から様々の伝説・故事を収録。
引用元:松村明 三省堂編修所(2019) . 『大辞林4.0』 . 三省堂
補説
「歯亡び舌存す」は、
歯亡びて舌存す
と書くこともあります。