泥棒を捕らえて縄を綯う(どろぼうをとらえてなわをなう)

状況を表現
結果を表現行為を表現状況を表現ことわざ

意味

泥棒を捕らえて縄を

事前の準備を怠り、事が起こってから慌てて対応しようとすること。

使い方

文章中や会話中でどう使うのか?

泥棒を捕らえて縄を」は

  • 泥棒を捕らえて縄をような…
  • 泥棒を捕らえて縄をかの如き…

というような使い方をすることが多いです。

何を表現できる?

泥棒を捕らえて縄を」は

  • 準備を怠ったことが問題につながった、というような結果
  • 対応しようとする、というような行為
  • 対応が間に合っていない、というような状況

 等を表現できます。

使用例

使用例

無事に大学受験に合格できた彼は、入学準備もそこそこに、合格祝いとして友人たちとの遊びに明け暮れた。その結果、入学式直前になってから慌てて下宿先を探し始めるという泥棒を捕らえて縄をようなことになってしまった。

使用例

健康でありたいのに普段は食事や運動に全く気を遣わず、健康診断で問題が発覚してからようやく対策をしようとするのは、泥棒を捕らえて縄をかの如き愚かな行為である。

使用例

泥棒を捕らえて縄をようなことにならないよう、テスト勉強の計画には十分な余裕を持たせた方がいいよ。

類義語・対義語

類義語

  • いくさを見て矢を
  • 大寒たいかんにしてのちきゅうもと
  • なんのぞんでにわかにへい

対義語

  • ころばぬ先の杖

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