流れに掉さす(ながれにさおさす)

行為を表現
結果を表現行為を表現状況を表現評価を表現ことわざ

意味

流れにさおさす

うまく好機を活かし、物事を順調に進めること。

使い方

文章中や会話中でどう使うのか?

流れにさおさす」は、

  • 流れにさおさ(活用語尾)…。

というような使い方をすることが多いです。

何を表現できる?

流れにさおさす」は、

  • 好機を活かした、というような結果
  • 物事を順調に進める、というような行為
  • 自分にとって都合が良い、というような状況
  • 順調、というような評価

等を表現できます。

使用例

使用例

投資で成功して悠々自適な生活を送っている彼は、半ば趣味として盆栽販売店を経営していた。あるとき、若者の間で突然の盆栽ブームが巻き起こり、彼の店の売り上げは一気に跳ね上がった。彼はそれに満足することなく流れにさおして経営を拡大し、一躍業界最大手にまで昇りつめた。

使用例

高橋さんは志望大学の合格ラインぎりぎりの学力だった。だが、少子化や県外受験者増加の影響で、この大学は志望者が年々減少しており、倍率はかなり低下していた。この状況であれば高橋さんの学力でも合格は現実的だったが、彼女はネットの意見に毒されてより偏差値の高い県外の大学を受験してしまい、不合格になってしまった。流れにさおして元の志望大学を受験していれば、きっと合格していただろう。

使用例

俺が成功できたのは実力じゃなくて運が良かったからだよ。あの状況であれば、誰でも流れにさおさすことができるさ。

類義語

  • 得手に帆を揚げる

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