意味
自家撞着
自分の言行が前後で矛盾していること。
使い方
文章中や会話中でどう使うのか?
「自家撞着」は、
というような使い方をすることが多いです。
何を表現できる?
「自家撞着」は、
等を表現できます。
使用例
使用例1
あのアナウンサーは、不倫をした芸能人や政治家をまるで親の仇のように非難することで有名であり、常々不倫は人の道に背く非道な行いだと主張していた。しかしあろうことか、彼自身が長年にわたって不倫をしていたことが発覚した。自家撞着も甚だしいことこの上ない。
使用例2
佐藤君とその友人たちはテニス部に入部するつもりだったが、部の先輩たちが横暴な性格であることが判明する。入部に尻込みする友人たちに対して、佐藤君は自分が部の規律を正すと高らかに宣言した。だが、実際に入部すると、佐藤君は自家撞着して真っ先に先輩たちに媚びを売り始めてしまった。
使用例3

「最初から無理だと思っていた」なんて嘘は通用しませんよ。このプロジェクトを上申して多額の予算を付けさせたのはあなたじゃないですか。あれだけ自信満々だったのに、今更自家撞着するなんてね。
類義語・対義語
類義語
対義語
出典
ぜんりんるいじゅう【禅林類聚】
「禅林類聚」(15巻)は、中国元代の天寧万寿禅寺(てんねいばんじゅぜんじ)の善俊和尚が、仏祖の語録を集めて門人たちにしめしたもので、20巻中5巻を欠いていますが、いわゆる五山版(京都の五山を中心とする禅院から出版された禅籍)として珍重されたものです。
引用元:楞厳寺禅林記録 – 上越市ホームページ
補説
「自家撞着」は、
と書くこともあります。