太鼓を打てば鉦が外れる(たいこをうてばかねがはずれる)

評価を表現
可能性を表現結果を表現行為を表現評価を表現ことわざ

意味

太鼓を打てばかねが外れる

多くのことを同時にはできないというたとえ。

使い方

文章中や会話中でどう使うのか?

太鼓を打てばかねが外れる」は、

  • 太鼓を打てばかねが外れること…
  • 太鼓を打てばかねが外れると…

というような使い方をすることが多いです。

何を表現できる?

太鼓を打てばかねが外れる」は、

  • 同時に複数のことをこなすのは難しいかもしれない、というような可能性
  • 複数の目標を同時に達成しようとして失敗した、というような結果
  • 同時に複数のことに取り組む、というような行為
  • 同時に複数のことに取り組むべきではない、というような評価

等を表現できます。

使用例

使用例

彼女は過去の経験から、太鼓を打てばかねが外れるということをよく理解していた。そのため、上司から複数の仕事を振られそうになっても必ず固辞し、一つの仕事に全力で取り組むことにしている。

使用例

秀才のスポーツマンである飯島君は、野球選手としてのプロ入りと司法試験の合格に同時に挑戦した。しかし、とても難易度の高い目標を同時に達成しようとするのは現実的ではなく、結果として太鼓を打てばかねが外れることとなってしまった。

使用例

もういい歳なんだから、子供みたいな無根拠な万能感は捨てなさい。自分の力を過信して全てを手に入れようとしても、太鼓を打てばかねが外れるだけだ。

類義語

  • を押してかいは持たれぬ

補説

太鼓を打てばかねが外れる
  • かね → 金属製の打楽器の一種。

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