紺屋の白袴(こうやのしろばかま)

状況を表現
行為を表現状況を表現状態を表現人間関係を表現ことわざ

意味

こうしろばかま
  1. 他人のためばかりに忙しく働いて、自分のための時間を持てないこと。
  2. いつでもできることを、いつまでもせずにいること。

使い方

文章中や会話中でどう使うのか?

こうしろばかま」は、

  • こうしろばかまだ…
  • こうしろばかまで…
  • こうしろばかまと…

というような使い方をすることが多いです。

何を表現できる?

こうしろばかま」は、

  • 他人のためばかりに働く、というような行為
  • 自分の時間を持てていない、というような状況
  • 忙しいまたはいつでもできる、というような状態
  • 奉仕される者とされる者、というような人間関係

等を表現できます。

使用例

使用例

ファッションに精通している彼は、遂に長年の夢だったアパレルブランドを立ち上げた。事業自体は比較的うまくいったものの、度重なる激務により、彼自身はこうしろばかまでファッションを楽しむ余裕が無くなってしまった。

使用例

有名料理人の伊藤氏は、勤務時間外でも多くの時間を自分のレストランでの料理の研究に費やしている。たまに帰宅しても、ほとんど寝て起きるだけらしい。こうしろばかまとはこのことだろう。

使用例

最近のキミの様子はこうしろばかまだな。たまにはゆっくり休んだ方がいいよ。

類義語

  • 医者の不養生
  • 髪結いの乱れ髪

補説

内包する言葉の意味

こうしろばかま
  • こう → 染物屋。

別の読み

こうしろばかま」は、

  • 紺屋こんや)のしろばかま

と読むこともあります。


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