意味
右顧左眄
周囲の情勢や考えを気にしてばかりで、なかなか決断ができないこと。
使い方
文章中や会話中でどう使うのか?
「右顧左眄」は、
というような使い方をすることが多いです。
何を表現できる?
「右顧左眄」は、
等を表現できます。
使用例
使用例1
彼が右顧左眄して発言できないでいるうちに学級会議はどんどん進み、彼がやりたかった図書委員は別の人が担当することになってしまった。
使用例2
百年以上の歴史を誇る老舗企業が、時代にあわない経営方針が原因で倒産の危機を迎えていた。しかし、新たに社長に就任した石井社長が右顧左眄することなく改革を敢行し、歴史的な自社の強みを残しつつ現代に適応したビジネスを展開することで、見事に経営を立て直した。
使用例3
別に必ずしも周りに合わせる必要はないんだ。右顧左眄せず自分のやりたいようにやりなよ。
類義語
出典
もんぜん【文選】
中国の詩文集。六〇巻(もと三〇巻)。南朝梁の昭明太子蕭統編。五三〇年頃成立。周代から南北朝にいたる約一〇〇〇年間の作家数百人のすぐれた詩・賦・文章を、文体別・時代順に編集してあり、中国の文体美の基準を作ったものとして尊重された。日本にも早くから伝わり、日本文学に大きな影響を与えた。
引用元:松村明 三省堂編修所(2019) . 『大辞林4.0』 . 三省堂 .
補説
内包する言葉の意味
別の表記
「右顧左眄」は、
と書くこともあります。