意味
騎虎の勢い
物事に勢いがつき、途中でやめることができないこと。
使い方
文章中や会話中でどう使うのか?
「騎虎の勢い」は、
というような使い方をすることが多いです。
何を表現できる?
「騎虎の勢い」は、
等を表現できます。
使用例
使用例1
彼は以前からその会社の株を買おうと固く決心していたが、その会社で不正会計が行なわれているという不穏なうわさが流れてきた。しかし、暴落の恐怖も騎虎の勢いとなった彼を止めることはなかった。
使用例2
田川くんは恋人とのデートに当たって、入念に下調べを行ない様々な想定をしておいた。そのため訪れる予定だった人気レストランが大混雑していることを知ったときにも、騎虎の勢いで入店し案内待ちで時間を浪費するようなことはせず、即座に別の素敵なレストランに恋人を連れていくことができた。
使用例3
散々苦労したけどもう少しで落札できそうなんだ!ここまで来たら、騎虎の勢い、絶対に落札してやる!
類義語
出典
ずいしょ【隋書】
中国、二十四史の一。八五巻。唐の太宗の命令により魏徴・長孫無忌ら編。六三六年、帝紀五巻・列伝五〇巻が成立。志三〇巻は別書として六五六年に成立し、「隋書」に編入されたもので、そのうちの経籍志は書籍についての文献として重要。
引用元:松村明 三省堂編修所(2019) . 『大辞林4.0』 . 三省堂 .
原文の意味
北周の宣帝が亡くなった際、高祖は宮中にいて宰相をしていた。皇后は人を介して高祖に言った。「国に大事が起こりました。騎虎の勢い、あなたが即位することはきっと避けられないでしょう。どうか頑張ってください」