意味
爬羅剔抉
- 隠れた人材を探し出して登用すること。
- 人の隠された欠点や秘密などを暴き出すこと。
使い方
文章中や会話中でどう使うのか?
「爬羅剔抉」は、
というような使い方をすることが多いです。
何を表現できる?
「爬羅剔抉」は、
等を表現できます。
使用例
使用例1
彼女は品行方正な淑女だと評価されていた。だが、マスコミに私生活を爬羅剔抉されたことで、その評価を覆す驚きの事実が明らかになった。
使用例2
社長は重要な顧客からの無茶な要求をなんとかして実現するべく、伝説のコンサルタントと一部で噂されている加藤氏をどこかから爬羅剔抉してきた。
使用例3
同僚に爬羅剔抉するな!いい歳して子供みたいなことしてるんじゃないよ!ちゃんと仕事をしろ!
出典
「爬羅剔抉」の出典は、韓愈の書いた「進学解」です。
かんゆ【韓愈】
七六八ー八二四
引用元:松村明 三省堂編修所(2019) . 『大辞林4.0』 . 三省堂
中国、中唐の儒者・文人。字は退之、諡は文公、昌黎と号。唐宋八大家の一。「文は道を載せる道具」として四六駢儷体を排し、古文を提唱。詩をよくし、白居易と並び称され、また儒学復古を唱えて、文章・学問とも後代に大きな影響を残した。詩文集「昌黎先生集」「昌黎先生外集」
補説
内包する言葉の意味
別の読み
「爬羅剔抉」は、
と読むこともあります。