退けば長者が二人(のけばちょうじゃがふたり)

可能性を表現
可能性を表現行為を表現状態を表現人間関係を表現評価を表現ことわざ

意味

退けばちょうじゃが二人

仲が悪い人や貧乏な人同士が一緒にいるよりは、独立して行動した方がそれぞれの強みが活きて成功するということ。

使い方

文章中や会話中でどう使うのか?

退けばちょうじゃが二人」は、

  • 退けばちょうじゃが二人だ…
  • 退けばちょうじゃが二人と…

というような使い方をすることが多いです。

何を表現できる?

退けばちょうじゃが二人」は、

  • 強みが活きて成功する、というような可能性
  • 相手と別れる、というような行為
  • 貧乏、というような状態
  • 仲が悪い、というような人間関係
  • 別れた方が良い、というような評価

等を表現できます。

使用例

使用例

人事は特に優秀な二人の社員を同部署に異動させ、相乗効果により目覚ましい業績を挙げることを期待した。しかしその二人は性格の相性が最悪で、業績は上がるどころかむしろ下がってしまった。人事は緩衝役の人材をあてがうことも検討したが、退けばちょうじゃが二人という言葉に従い、二人を再び別々の部署へと異動させた。

使用例

菅野夫妻の関係は家庭崩壊寸前まで悪化していた。そして先日、遂に夫が離婚を切り出した。妻は幸せだった頃の思い出に一抹の未練があったものの、退けばちょうじゃが二人だと思い直し、離婚を受け入れた。

使用例

まだあの人と一緒に仕事してるの?馬鹿だねえ!退けばちょうじゃが二人ということが分からないなんて!

補説

退けばちょうじゃが二人」は、

主に仕事上の仲間や配偶者との関係が悪化した際に用いられます。


タイトルとURLをコピーしました