意味
鷹は飢えても穂を摘まず
高潔な人物は、どれほど困窮しようとも、不正な手段で利益を得ようとはしないということ。
使い方
文章中や会話中でどう使うのか?
「鷹は飢えても穂を摘まず」は、
というような使い方をすることが多いです。
何を表現できる?
「鷹は飢えても穂を摘まず」は、
等を表現できます。
使用例
使用例1
彼は不運が重なって職を失い、明日の食事にも困るありさまだった。そんな中で、彼は数万円が入った財布を拾ったが、お金を盗むことはせずきちんと交番に届けた。まさに鷹は飢えても穂を摘まずだ。
使用例2
規則に厳格な伊藤先生は、宿題の提出時間のほんのわずかな遅れすら許してくれない。たとえそれが生徒、ひいては自分自身の評価の低下に繋がるとしても。鷹は飢えても穂を摘まずとはいえ、あまりに融通が利かないのも考えものだ。
使用例3
この大不況の中でも顧客第一を掲げ、鷹は飢えても穂を摘まずで地道な経営努力を続けてきたあなたこそ、私の後継者にふさわしい!
類義語
補説
「鷹は飢えても穂を摘まず」は、
と書くこともあります。