門前雀羅(もんぜんじゃくら)

結果を表現
結果を表現状況を表現状態を表現評価を表現四字熟語

意味

門前もんぜんじゃく

かつての勢いが衰え、訪問者もなくなり寂れたことのたとえ。

使い方

文章中や会話中でどう使うのか?

門前もんぜんじゃく」は、

  • 門前もんぜんじゃくを張る…

というような使い方をすることが多いです。

何を表現できる?

門前もんぜんじゃく」は、

  • 勢いが衰えて寂れた、というような結果
  • 訪問者がない、というような状況
  • 寂れている、というような状態
  • 衰えた、というような評価

等を表現できます。

使用例

使用例

以前彼は唐揚げブームに乗じて唐揚げ専門店を開店して一儲けした。しかし、ブームが過ぎ去った現在、彼の店は門前もんぜんじゃくを張る有り様だ。

使用例

高崎さんは起業前に緻密な事業計画を立てていた。そのおかげで、彼女の会社は起業後何年たっても門前もんぜんじゃくを張ることなく好調な経営を維持している。

使用例

かつて間違いなく国民的スターだったあなたがここまで落ちぶれるとはね。スターが門前もんぜんじゃくを張るところなんて見たくなかったよ。

対義語

  • 千客万来
  • 門巷塡隘もんこうてんあい

出典

しき【史記】

中国最初の紀伝体の通史。二十四史の一。一三〇巻。前漢の司馬遷著。紀元前九一年頃完成。上古の黄帝から前漢の武帝までの歴史を記す。本紀十二巻、表一〇巻、書八巻、せい三〇巻、列伝七〇巻から成る。後世、正史の模範とされた。注釈書に南朝の宋の裴駰はいいんの「史記集解しっかい」、唐の司馬貞の「史記索隠」、唐の張守節の「史記正義」などがある。太史公書。

引用元:松村明 三省堂編修所(2019) . 『大辞林4.0』 . 三省堂

補説

門前もんぜんじゃく
  • じゃく → スズメを捕まえるために用いる霞網。
    ※ここでは強調表現として、あまりにも人の往来がないので門の前に霞網を仕掛けてスズメを捕獲できるほどだ、と表現している。

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